子育てが辛かった頃のこと

今でこそ、楽しく子育てをしている私ですが、
最初からこんな感じだったわけではありません。

一人目しかいなかった頃は、まだよかった。
周りに何でも話せるママ友はいなかったものの、
それでも息子との関係はいい方だったと思う。

二人目を産んで、私は変わってしまいました。

息子2歳7か月の時、下の子(娘)を出産。
女の子が欲しかった私は、赤ちゃん可愛さもあり、
だんだんと息子のことを可愛がれなくなっていきました。

2歳なんてかわいい盛りです。
愛情はありました。
だけど、娘の方がかわいい。
母性かもしれません。
より小さくて弱い方を守ろうとする力。

ちょうど、おむつ外しにトライしていた頃でしたが、
下に妹が出来てママである私を取られた息子は、
赤ちゃん返りで、できていたトイレトレーニングが振出しに戻ってしまいました。
それがまた、私の神経を逆なでしたのです。

今ならわかります。
赤ちゃん返りだから、私の気持ちを引き寄せたいだけなんだって。

でも、当時はわからなかった。

引っ越してきたばかりの場所で、まだ知り合いはいなくて。
もともとの友達も、まだみんな独身。
27歳でした。

当時の夫は、会社人間。
会社に入り浸って、帰ってくるのは深夜。
朝も早朝に出ていきました。

ひとりぼっちでした。

孤独でした。

誰に愚痴を言えるわけでもなく、
相談できるわけでもなく、
親からはがんばってるのね、と言われた。
そういう時期だとも言われた。
そして、そんな状態なのに、三人目を妊娠、出産。
29歳。
出産して1か月。
ついに壊れ始めてしまった。

私には手が二本しかない。
なのに子供は3人。

手が足りない。
この頃が一番辛かった。
地獄のように辛かった。
そんなとき、加入していた生協で、
子育てママの集まりの催しがあった。

夫に子供たちを頼んで、どうしても行きたいとお願いした。
夫は3人は見られないけど、娘(当時2歳)を連れて行ってくれるなら、
上の子と下の子は見ると言った。

私は普段当たり前に3人見てるんだけど…
でも久しぶりの身軽な外出。
娘の手を引いて、電車に乗って…
保育が利用できて、私は娘を別室の保育ママに預け、
ママたちの集いに参加した。
自己紹介がてら、絵を描くことになった。
今の自分の絵。

自分と子供など、人の絵を描いている人が多かった。

私は…
オレンジ、黄色、朱色などで、
グルグルと丸を描いた。
太陽のようにグルグルと。
自己紹介で絵の説明をする。
私の中にはこんな色使いの、あったかい太陽のような子育てをしたい…
そういう思いがあります。
…と。
だけど…だけど…
もういっぱいいっぱいで苦しいです。
誰も助けてくれない。
あったかい子育てをしたいのに、
あったかい気持ちになれない。
辛くて辛くて、とても苦しいです。
話ながら、ボロボロ涙が落ちました。
号泣に近いくらい、泣きながら話をしました。
辛いのに辛いと言えなかったこと。
苦しい、助けてほしいと言えなかったこと。
今、壊れそうになってること。
来ていた他のママたち、保健婦さんや子育てサポートに携わっている方たち、
優しく聞いていてくれました。
辛かったね、苦しかったんだね
そう、共感してもらえて。
それが一番嬉しかった。

何かしてほしかったわけじゃなく、
私は私の気持ちを聞いてほしかったんだよね。
その後、不思議なくらいスッキリして、気持ちが軽くなったのです。
頑張らなくてもいいや、
3人の小さな子供たち、面倒見きれるわけないじゃん!
心地いい諦め感が出てきました。

諦めた途端、気持ちが軽くなって、ようやく子育てが楽しいと思えるようになったのです。
他人を思い通りに動かすことはできない。
夫も他人。

自分の気持ちを変えることが、一番簡単なんですよね。
だから、夫じゃなくてもいい。
自分が気持ちよくいられるために、
誰でもよかったんです、自分のことを話せる相手がいるってこと。

夫にわかってもらえなくたって、
私はあの時、あの場で、気持ちを吐き出して泣くことが出来て、
本当によかった。
そんなことがあったんですよ(*^-^*)
私ののんびり、お気楽なところは、
あの頃からじゃないかな~?と思います。