そこにいるだけで、なんて幸せ!

妊娠が分かった時、どんな気持ちでしたか?
え!私が?ママになれるの?
驚きと嬉しさと、不安な気持ちも少しずつ出てきたかな?
でも、幸せいっぱいだったのではないでしょうか?
私事で言えば、初めての妊娠発覚時は、もう世界で一番の幸せ者だと思ったものです。(笑)

妊娠期間、長いですよね。
9ヶ月ですよ。
つわりの頃は、食べられなくて、なのに毎日ゲーゲー吐いて、もう死ぬかと思いましたし、
少しずつ治まってきて、食べられるようになっても、医者からは「食べ過ぎ厳禁」って言われるし。
少しは運動しろだの、でも体は休めろだの、もういろんなことを言われ放題。
でも、それがお母さんの安産のためだとか、お腹の赤ちゃんのためだとか言われると、もう従うしかない!(-_-;)
思っていたような楽しいマタニティライフは、私には程遠かったかな?
体調もあまりよくなかったし、ただただ出産の日を夢見て、毎日を過ごすしかなかった。

だけど、日に日に大きくなっていくお腹は、私の誇りであり、
毎日「赤ちゃん、あのね…」って、話しかけてたな。
胎動が始まると、本当にここにいるんだ!生きてるんだ!ってそれはそれは嬉しかった。
夫の手をお腹につけて、「ねぇ、わかる?ほら、今蹴ったよ!」って、周りの人にもわかってほしくて。
それも、臨月に近くなるにつれて、痛いほどの蹴りを入れる我が子に、「もう、痛い!」なんてちょっと怒ったりして。

そして、痛い痛い陣痛にただただじっと耐え、
耐えて耐えて耐えて…
今、赤ちゃんも一生懸命頑張ってるんだ!
ママも頑張るよ。
もうすぐ会えるよ!
あと少しだよ、がんばれ!

無事産まれることを、必死で願い、祈り…
この子のためなら、私はどうなってもいい…
そんな境地に達したころ、助産婦さんに「赤ちゃんの頭、出てきたよ!もう触れるくらいだよ。」と声をかけられ、
痛みを我慢しつつ、極力力を抜いて、産道を柔らかくしてあげて…
もうすぐ、もうすぐ…

そして、ズルン…と産まれた出た我が子。

「おぎゃあぁぁぁっ!!」

ああ!産まれた!

もう、嬉しくて嬉しくて、幸せすぎて…
涙が溢れて止まらない。
よかった、無事に産まれて本当によかった。

ありがとう。
赤ちゃん、ありがとう。
私を産んでくれたお母さん、ありがとう。
私を支えてくれたみんな、
みんなみんな、ありがとう!

今まで生きてきて、どの瞬間が一番幸せだったかと聞かれたら、
迷うことなく、出産したときだと答えます。

一番、痛い思いをしたのもこの時だけど、
でも、それでも一番幸せな瞬間が、私にとっては子供たちと会えた瞬間。

会えただけ(というと語弊がありますが)で、こんなにも幸せなんて、
ここに存在している、というだけで、こんなに感謝の気持ちが湧いてくるなんて。

このために生まれてきた(私自身が)と思えるような、神秘的で奇跡の体験です。
今、お腹に赤ちゃんを宿していて、もしかしたら不安を抱えてるかもしれない。
そんな人には、こう伝えたい。

「大丈夫。全部うまくいく。自分を信じて。赤ちゃんのことも信じて。」

 

産後、疲れがたまって、身も心も苦しくなってしまっているママ。
どうか、最初に赤ちゃんの存在が分かった時の気持ちを思い出して。
この子のためなら、何でもできると思った、そう誓った頃の自分を。

大丈夫、出来るよ。
ママはあなたなんだから。

誰が何を言おうと、耳を貸す必要なんてない。
赤ちゃんは、ママのことが一番大好き。
そばにいてくれるだけで、赤ちゃんも幸せなんだよ!

不安になったら、声に出してみて。

「大丈夫、大丈夫。全部うまくいっているところ!」

 
子供が大きくなって、言うことを聞かない、勉強しない、どうしようもないんだから!ってママ。

一番最初を思い出して。
勉強なんか出来なくてもいい。
元気に育ってくれたら、それでいい。
ずっと、そのままのあなたを、ママは見守ってるよ!

そう思っていた頃のこと。

全部ひっくるめて、大切な我が子。
いいところも悪いところも、全部があなた、大事なあなた。

一番軸になる、芯の部分だけ、きちんとしつけて育てていけば、
きっと素敵な大人に成長する。
だから大丈夫、頑張って育てているママの子だから。
信じてあげて。
見守ってあげて。
そこにいるだけで、こんな気持ちになれることを教えてくれた。
私をママにしてくれた。

ありがとうの気持ちを忘れないで…