DV・モラルハラスメント

人は誰もが、幸せになるために生まれてきています。

誰かの犠牲になったり、誰かがよりよく生きるための道具として生まれてきたのではありません。

ですから、人は誰もが傷つけられてもいい存在ではないのです。

これが大前提です。

 

暴力、これはもう問題外ですが、精神的に傷付ける、これも同じくらい酷い行為です。

それを頭に入れておいてください。

 

最初から暴力的な人と付き合うことは少ないと思います。

たぶん少しずつだったり、何かのきっかけで暴力が出てくるのではないでしょうか。

その時に自分がいけなかったからとか、相手が辛い状態だったから仕方ないとか、そんな風に考えて許してしまってはいけないということです。

どんな理由があっても、暴力はいけないことなのです。

暴力をふるい続ければ、人は死にます。

身体的なことはもちろん、精神的にも暴力を振るい続ければ、精神も死ぬのです。

子供でも知っています。当たり前のことです。

自分がされて嫌なことを、他人にやってはいけません。

それこそ2歳か3歳くらいになって、公園や保育園、幼稚園に通うようになって、これをしたらこっぴどく怒られる。

それくらいみんなが知っていて、守っている、そういう類のことです。

 

ですが、DVをされている人は、感覚がおかしくなっていきます。

周囲が忠告しても、聞き入れられなくなっている場合があります。

自分がきちんとしていれば…彼も後で謝ってくれたし、その後は優しいから…

よく聞くセリフです。

 

暴力を振るうようになったら、然るべき更生施設に入ってもなかなか治るものではないそうです。

モラルハラスメントの場合も、本人に自覚はないでしょう。

外面のいい人も多いので、周りの人には理解しがたいこともよくあります。

外でのストレスを、一番身近で、でも一番大切にしなければいけないあなたに、ぶつけてしまっているのです。

また、人格障害の可能性もあります。白か黒、はっきりしないグレーゾーンの人はかなりいるようです。

程度も様々ですが、自分肯定、他人否定のタイプは自分の考え方のみが正しいと考えるので、付き合うにつれて、あなたに対して否定的であったり、無闇に罵倒したりといったモラハラが出てくることがあるでしょう。

他人の意見をあまりに聞き入れなかったり、自分が一番と思いすぎているタイプは要注意です。

 

そして、被害を受けたら、その行為を容認しないでください。

すぐに周りに助けを求めましょう。

一度許すと、また同じことが起こります。

謝って優しくすれば許してもらえる…そうインプットされてしまうからです。

浮気にしても暴力にしても、許していい展開はなかなかありません。

残念ですが、痛い目に合わないと、人は変われないのかもしれません。

こういうことをしたら、好きな人は去っていく…

社会的地位もなくなる、程度が酷ければ、警察の厄介になって犯罪者となってしまう。

これらも当たり前のことなんです。

小さい頃、悪いことをすればお父さんやお母さんにこっぴどく叱られ、時にはペナルティを与えられました。

大人になっても同じです。

悪いことをすれば、お仕置きがある、しっぺ返しを食らう…忘れてしまっているのでしょうか?

当然の報いです。

 

一度だけかもしれないから…なんて考えて、なかったことにしてしまわないでください。

できたら第三者を巻き込んで、冷静に話し合いの場を設けましょう。

その第三者は、間違っても相手の身内にしないように。

一度だけでも初めてのことでも、きちんと償いをさせましょう。それから今後二度とこういうことをしないと誓ってもらいましょう。

誓約書を書いてもらってもいいかもしれません。

それを第三者にも見届けてもらいましょう。

 

これで懲りて、反省して、二度と暴力を振るわなければ、あとはあなたの気持ち次第です。

一度は許してみるか。

その時のことが思い起こされて、もう怖くて今まで通りに接することが出来ないようなら、もう一緒にいるのは無理かもしれません。

親兄弟、友人に相談するのもいいと思います。

よく考えて今後を決めてください。

 

そして、そこまでしたのに、また暴力やモラハラが出てきたら、

残念ですが、その人とはそれまででしょう。

暴力で身の危険があるときは、警察に行きましょう。すぐに安全にかくまってくれます。お子さんがいれば、お子さんと一緒に安全なところへ逃がしてくれます。

何かある前に、勇気を出して逃げましょう。あなたが犠牲になって、相手を更生させる必要はないのです。

あなたは幸せになる資格があるのです。

誰もそれを邪魔していい存在ではありません。

 

人は、幸せになるために生まれてきて、幸せに生活する権利があります。

どうか忘れないでください。